鎌倉市内4社へ職場インタビューに行きました

 トライフルは,就労支援事業と生涯学習の場です。
 たすくグループの各教室では,通常の療育活動に加えて,夏の課外授業を計画しました。
私たちトライフルは,発達障がいのある人へのキャリア教育の一環として,4つの会社を訪問してきました。

 たすくグループは,すべての子ども達を「やりたい仕事に就かせてあげたい」と,事業を創っています。発達障がいにある人にとって働くことがもたらすものは,働くことをとおして役割を担い,他者や社会とつながっているという充実感を得て,自己肯定感を得ることができることです。

 私たちは,学生時代にバイトやインターンなどで,『働くこと』について考えてきました。一方,発達障がいの子ども達は,どんな仕事があるのか,どの仕事が向いているのか?など,自分のキャリアについて体験的に理解を深める機会は,決して多いとは言えません。だから,トライフルでは『自分にとっての働く意味』を考え,体験する機会をたくさん用意していきたいと考えています。

 そこで,今回の課外学習では,職場を訪問して,そこで働く方々へのインタビューを企画しました。事前学習で,会社や仕事内容について調べ,実際に働いているスタッフの方への質問を考えました。
 ・一番人気のある商品は?
 ・お店の営業時間は?
 ・スタッフの方の勤務時間は?
 ・お店には何人のスタッフがいる?
 ・どうして,この職業に就いたのか?
 ・この仕事をする上で,大変なことは何?
 ・仕事のやりがいは何?

 当日は,4グループに分かれ,家族スタッフと共に会社訪問です。
みんな緊張して,質問する声がうわずっていましたが,がんばってインタビューをしていました。4社の担当してくださった方には,用意した質問以外にも,たくさんの体験談や,お店の特徴などを教えていただきました。帰ってきた子ども達の,緊張から開放された安堵の表情と,新しい経験ができた満足した表情が印象的でした。事後アンケートでは,次回は,IT関係,鉄道関係ののお仕事訪問をしたいと希望が寄せられていました。

※本企画は,たすくメンバーのご家族と協働して進めました。とても心強かったです。
 事前に複数企業への打診や連絡調整をし,及び当日のマネージメントなどに参画いただきました。





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