投稿

2月, 2017の投稿を表示しています

年齢に応じて自立生活スキルを身につける

イメージ
 トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生~青年)の場です  大人にむけた支援をしていると、学齢期とは違った課題が見えてきます。 今、青年期支援をしている中で重視しているのは、自立生活スキルの習慣化です。 それは、実践の中で「大人になってから習慣化する」ことの難しさを感じているからです。  例えば、小さい頃の手洗い・うがい、コートをハンガーにかける等は、大人になってもルーティンでできます。一方、洋服の支度やひげそり•整髪、掃除などは、学生時代には家族から支援を受けて、まだできていません。 それでいいんです。少しずつ大人になっていくのだから、少しずつできるようにしていきたいですね。  それで、実際に支援をしていると、自分にあった方法や実行するタイミングの課題、そもそもの習慣化の課題などが顕在化してきます。これは、もしかしたら、高卒•大卒の新社会人にとっても同じことがいえるかもしれません。  トライフルでは、「何をすればいいか、どうして必要か、自分に合った方法は何か」を一人ひとりに応じてサポートをしたいと考えています。動機づけ、方法、状況を把握する力を、個々に応じて伸ばしていきます。

1つずつ自己目標を解決して自信をつける

イメージ
トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生~青年)の場です。  私たちは,毎週定期的に職場実習を行っています。 実習先の一社である鎌倉VeryVeryBerry様では,今週末の横浜ランドマークタワーでの バレンタイン催事 にむけて大忙しでした。  定期的に実習にいけることで,私たちやメンバーは,求められる業務遂行の中で まだ達成できない課題を発見することができます。 前回の実習では,材料を鍋に移すときのゴムベラの使い方が課題となりました。 宿題を持って帰ってきたメンバーは,次の実習に向けて練習です。  ・ゴムベラのどの部分を当てるのか?  ・ゴムベラをどのように動かすのか?  ・操作しにくいときはどうするのか?  ・ボールはどうやって操作するのか? 等々   教室では本物のベリーは使えなかったので,小麦粉を水で溶いてベリーに見立てました。 上記に対するコツをメモして,言葉に出して唱えながら,繰り返し練習です。 練習の結果,少し(考える)時間がかかってしまいますが,操作方法を覚えることできました。そして今回の実習場面では,練習の成果をいかし,うまく取り扱うことができた部分が多かったようです。 100点ではなかったですが,「自分ができるようになった」ことが,他者評価からも感じられ,また自分自身も体験的に理解できることで自信が深まったようです。 今週末は,ランドマークで販売も体験します。 メンバーには,製造に携わった商品が,お客様に届けられる場面を体験することで, また新しい何かを感じ取ってもらえると思います。