2016年7月28日木曜日

まずは理解が先

トライフルは,就労支援事業と生涯学習の場です。

4月から,トライフルを拠点として,企業で職場実習を行っています。

実習に行うために,私たちは,企業の担当の方と協働し,
彼らに活躍してもらえる仕事の切り出しを行っています。

トライフル社内で,必要なトレーニングと個に応じた支援の検討を行い,
実習で職場体験をするサイクルを繰り返し行います。

そのとき,もっとも重視しているのが,一人一人の実行機能への配慮です。

例えば,砂糖を計量する場合には,
・どの種類の砂糖を,何gずつ,何セット計量するのか?
・どのように準備と計量作業をすると,効率的に作業できるのか?
・どうしたら他の作業チームの動きなどに影響されずに,専心できるか?
・計量した後に,目標数と合っているか確かめるか?

例えば,ギフトリボンの製作の場合には,
・どのような大きさや形のリボンを,何個作るのか?製品として認められる基準は?
・基準を満たす製品を作るための手順や段取りは何か?
・専心できる環境はどのようなものか?
・基準にあった製品になっているか等の検品を実行できるか?

一人一人に応じて,考えていこう。
「望ましい目標を想定する」
「目的を達成する合理的な手順を考える」
「他のものに気を取られずに,実行に専心する」
「その結果が最初の目標とどこまで一致しているかを検討する(確認する)」

                                  (渡邊)


2016年7月23日土曜日

夏休みのことが気になっています

トライフルは,就労支援事業と生涯学習の場です。

高等部を卒業してきたメンバーにとっては,はじめての社会人としての夏です。
予測はしていましたが,やはり,夏休みのことが気になっています。

高校時代の夏休みは,7月下旬から8月下旬までの約40日。
社会人になると,それは,一気に短くなったり,シフト休暇になったりします。

メンバーは,今まで,しっかりとスケジュールやカレンダーを学んできました。
4月からのトライフルに進学し,見通しをもって,実習等にも参加しています。
それだけ見通せていても,やはり気になる「夏休み」。

私たちは,彼らと誠実に向き合ってやりとりをしていく中で,気づいたことがあります。
彼らが気になっていることは,夏休みが少なくなるというよりも,
「過去夏休みにやってきたことはどうするのか?」という見通しであることが分かります。

 ・親せきの○○ちゃんに会えるの?
 ・おばあちゃんと新幹線に乗られるの?
 ・○○博物館に行けるの?
 ・花火大会の後の焼肉屋は行けるの? 等々

長年かけて体験的に理解してきた,一人一人の夏の風物詩です。

学生時代,ご家族とは,40日くらいあった休みを,どうやって過ごすかを相談していました。
社会人になった今,限られたお休みの中で,どのような休暇を過ごさせてあげたらいいか?を考え,
一人一人の夏の過ごし方を考えました。

そして,今年は,仲間と一緒に,富士山ハイキングにもチャレンジします!!

さあ,2016年,初めての社会人としての夏が始まります。

2016年7月12日火曜日

パートナーの動きをよく見て,正確に作業を進める

トライフルは,就労移行支援事業と生涯学習の場です。
4月からスタートしたメンバーは,通勤のリズムも整ってきて,
定期的な実習にも出掛けられるようになってきました。

やっぱり,現場で学ぶことがたくさんあります。

職場実習でも,生活場面でも,地域レジャーでも
一人一人が主体的に活動に参加するためには,
一人一人が状況をよく理解して,判断できることが大切だと感じています。

状況には,仕事の材料,指示内容,進捗状況,パートナーの動き・・・等々あります。
特に,理解するための工夫がとても重要だと感じている毎日です。

今日取り組んだ修正シールの貼り付け作業では,
一人より,二人で取り組んだ方が作業効率がよい仕事でした。

パートナーとの呼吸を合わせることが必要です。
そして,以下のような作業について,
状況をよく理解して,判断するように“間”を大事にしました。
・貼り付けページを開く
・シールの枠組を正しく当てる
・本の傾きを適度に押さえる
・シールを貼り付ける
・シールを少しずつ押さえつける
・仕上げをする