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日本語で思考するということ

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  こんにちは。TRYFULLの大澤です。 先日ある精神科のクリニックの先生から伺ったお話を紹介します。 それは「母国語」の大切さについてです。 最近、精神科クリニックによくある相談として、知的障害の有無に関係なく、勉強がうまく進まないというものが増えているそうです。 勉強というと、教科の内容をどう教えるか、に力を入れがちですが、実は勉強がうまくわかるための真髄は、「母国語学習の体験」の有無ということにあるそうです。 言い換えると、母国語の言語体系の理解がうまくいかないために、勉強につまづくということです。 なので、そういった方には「母国語(日本語)」をしっかり教えることが重要です。 そういったアプローチは、医療ではなく「教育」の領域として捉えられているそうなので、だからこそ、「教育」に可能性があります。(医療や心理の人間はそういった発想がないそうです) たすく代表の齊藤宇開先生が、言語技術教育や論理トレーニングの重要性を説いているのもそういうことです。 TRYFULLでは、11月はコミュニケーション月間として、コミュニケーションサンプルなどを取り直し、そういった基礎となる力について、もう一度丁寧に見直していきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の動向については、TRYFULLのFacebookに随時情報をアップしています。こちらも併せてご確認ください。 https://www.facebook.com/トライフル鎌倉-株式会社ダブルコーポレーション-1157597524417822   <挑戦の機会と再挑戦の機会を!>

40歳以降の生活を見据え、できることをする

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 こんにちは。TRYFULLの大澤淳一です。 先週末は、代表の齊藤先生の元同僚である西牧謙吾先生(国立リハビリテーションセンター病院長)が大船の西牧邸を訪問してくださったり、肥後祥治先生(鹿児島大学准教授)と外岡資朗先生(鹿児島県こども総合療育センター)と代表の対談があったりと、いろいろと最新の話を聞くことができました。 今日はその中から一つ、ご紹介したいと思います。 <トピック:時代の変化に備えるということ> ・ポイントは、40歳前後で身体が衰えることにある ・そういう意味では、年功序列のシステムで救われる部分はかつてあった ・今は時代が変わったため、40歳頃になるとそのまま弾かれてしまう ・そうすると、その人たちの行き場所がなくなる ・行き場所は生き場所。なので、それはとても大きな問題である。 ・だから、就労したチャレンジドのキャリア形成をどう考えるか、考えていくことがとても重要 ・特に、重度の人は、「職人に仕立て上げていくこと」が大切 たすくの療育にも紹介されているように、やはり、多くの方が40歳前後でガクッと認知も体力も衰えることは避けられない事実だそうです。 たすくでは、日曜日のノルディックウォーキング活動や土曜日のライセンス検定といった、それらに備えるプログラムを用意しています。 そういった活動への参加を充実していきながら、将来のリスクに一緒に備えていきましょう。 詳しく知りたい方はぜひ、個別にご質問ください。 最新の動向については、TRYFULLのFacebookに随時情報をアップしています。こちらも併せてご確認ください。 https://www.facebook.com/トライフル鎌倉-株式会社ダブルコーポレーション-1157597524417822   <挑戦の機会と再挑戦の機会を!TRYFULL>

コロナ渦における意思決定支援

こんにちは。TRY FULLの大澤です。 今日は爽やかな秋晴れですね。暑い💦 先日、オンライン上の研修会である入所施設の話を聞きました。 今、コロナの影響が大きいのは、生活介護や入所施設のような重度の障がいの方を支援する施設だそうです。 主な理由は、①濃厚接触の機会が多いこと。②職員の退職リスクが高いことの2点だそうです。 就労もそうですが、生活介護や入所施設では介助等の機会が多く、どんなに気をつけていても濃厚接触の機会を生んでしまうのは避けられない。 合わせて、そういったコロナウイルスのリスクを恐れて退職してしまう職員の方も出始めている。 こういったことから入所施設等の現場では厳戒態勢が敷かれており、日中活動や余暇活動、年間行事や親子の面会の制限など様々な制約の中生活することが増えていることが実際だそうです あまり好ましいとは思いませんが、外出した後に感染がなくても2週間必ず隔離してから戻すといった対応を取る所もあるそうです。 こういった活動制限は当然、コロナウイルスから子ども等の安全を守るためには必要なことです。 しかし、一方で権利擁護の視点からみると、ご本人の意思に関係なく一律に活動を制限してしまうことは問題なようにも思います。 ご本人が状況を把握して、リスクを承知した上で「制限する」や「リスクを承知の上でやる」という判断を下さなければなりません。 そもそもそういう判断が難しいから、「私たちが管理して守ってあげなければいけないんだ」という考え方もわかります。 さて、皆さんはどんな感想を持たれましたか? ここは感じ方や考え方が分かれるところかもしれません。 要は、コロナ渦では「正解がない」のだと思います。 それぞれの立場で、状況分析して議論して、正解ではなく「納得解」を出していくしかない時代だということです。 メンバーが安易に「恐れ」や「不安」を感じることを否定することもなく、でも必要以上に怖がりすぎることもなく適切な対処をしながら進んでいく道を一緒に考えていきたい。こういう時代における将来設定についても、L(すまい)やW(仕事)だけでなく、C(コミュニティ)やF(資産運用)についても、議論して一緒に「納得解」を検討していきたい。 TRYFULLでは日々、そういうことを考え議論しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日々のメンテナンスも仕事のうち

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こんにちは。トライフルの大澤です。 朝晩の寒暖差が大きく、過ごしにくい日が続いていますね。 みなさまいかがお過ごしでしょうか。くれぐれもご自愛くださいね。 今日のTRYFULL通信では、「日々のメンテナンス」について書いてみたいと思います。 「なんか相当頭を使っているからストレスも感じやすいと感じている。集中しようと思うと、どうしても気が散ってしまう。頭が二つあるような感じ、だから長時間睡眠しないと疲れが取れない。」 これは実際に、当事者の方から耳にした生の言葉です。 「とにかく疲れちゃう」 と言っていたのが印象的でした。ニキリンコさんや藤家寛子さん、テンプルグランディンさんらが強く主張していることと同じだったので、やっぱそうなんだなぁと実感しました。 今の時期、睡眠が乱れている方いませんか?コンディションに波がある方いらっしゃいませんか? ここから学ぶことは、この当事者感覚としての身体のダルさ、不調和感覚について理解し、アプローチすることが大切ということです。もちろん皆さんにとっては当たり前のことで、まさに釈迦に説法なのですが、ここでもう一度毎日の「メンテナンス」の重要性についてご確認いただけたらと思います。 「無理をさせない」ためだけでなく、 「もうひと頑張りする」ための活力を得るために も、生活習慣について一緒に見直していけたらと考えています。 お心当たりのある方も多いと思います。このあたりについて是非トライフル スタッフにご相談ください!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の動向については、TRYFULLのFacebookに随時情報をアップしています。こちらも併せてご確認ください。 https://www.facebook.com/トライフル鎌倉-株式会社ダブルコーポレーション-1157597524417822   <挑戦の機会と再挑戦の機会を!>

保護者と協働でライフプランを作成

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後見、遺言、信託などの資金計画を、第三者の立場から本人や保護者を支援することをとおして、生涯にわたる生活設計を支えます。  大切なことはライフイベントとライフステージという視点です。   なぜなら、予測することで見通しが立ったり、予防できたり、リスクに備えることができるからです。 将来のリスクに備えて、遺言、成年後見、信託など、大切な子どもたちが決して困らないためにはどういうふうに財産を託すのがベストかということを考えます。 つまり、ライフイベントとライフステージ の視点に立って,ファイナンシングを考察していくことが大切ということです。 私たちは保護者と協働でライフプランの作成も行なっていきます。

住まい、仕事、地域生活、資金計画のベースを整える

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TRYFULLでは、日常生活動作を重視した再教育を実施しています。 特にIADLは、手段的日常生活動作と言って、「掃除・料理・選択・買い物・公共交通機関の利用・電話対応・スケジュール調整・服薬管理・金銭管理」など、複雑な日常生活動作のことです。 例えば「公共交通機関の利用」にこだわって指導を進めています。どうしてかというと、生活圏の拡大は、QOLを高めることは間違いないと確信しているからです。 近年放課後等デイサービスの充実に伴い、学齢期に車を使った移動支援が行き届き、結果として公共交通機関を使った移動スキルを身につけないまま学校を卒業してしまうケースが多くみられるように思います。 私たちは、「自分の道は自分で切り開く!」をスローガンに、公共交通機関を使った移動スキルの指導を徹底的に行うことで、QOLを高め、豊かな生活につながると信じています。  このように、私たちは「挑戦の機会と再挑戦の機会」を保障するために、生活支援をとても高い比重で重要視しています。 今後、訓練型グループホーム等を活用して朝型の生活習慣づくり、身体洗いや洗髪、歯磨きなどの基本的な生活スキル(BADL)指導に加えて、調理や買い物、金銭管理、社会自立のための公共交通機関での移動手段の獲得など手段的生活動作(IADL)の指導の充実を図ることで、親元を離れ、地域で自立して生活するための基盤を身につける機会を用意していきたいと考えています。

なんのために働くの? 〜 キャリアファンタジーを描いて適材適所を見つける 〜

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 私たちは、「働く」ということをとても重視しています。なぜかというと、どんな仕事も、「働くことは、人の役に立つこと」であり、「人の役に立つことによって多くの幸せを得られる」と考えるからです。もちろんお金を稼ぐことも、仕事以外の生活を謳歌することも否定しているわけではありません。ただ、一生懸命働く仕事があって、多くの人の役に立ち、人から感謝される人生は幸せだと考えるということです。そういった価値観(職業観/勤労観) をTRYFULL生にも伝えていきます。 「やりたい仕事」が決まったら、次は仕事の切り出しです。TRYFULLでは、一人ひとりのストレングスを活かした仕事の切り出しを重視しています。もちろん弱点を補ったり、直したりしないというわけではありません。それ以上に強みを活かしてやりがいのある仕事を一緒に探していきます。    意思決定は、チャレンジドにとって最も重要なスキルです。意思決定支援に欠かせないものとして、私たちは「ポートフォリオの作成とその活用」を実施しています。 ポートフォリオの語源は、「Porta」で、英語の「portable」に通じ、「書類を運ぶケース」のことを表しています。それは、個々の書類を別々に扱うのではなく、書類全体をひとつの物として扱うという意味をもちます。言い換えると、「ファイルに綺麗に綴じられる前段階の書類をひとまとめにして、運びながら出し入れできるケース」のようなイメージです。このようにポートフォリオは、「これまでの学習や経験の記録をまとめているものであり、提示する相手と状況に応じて内容を差し替えながら、本人主体で自分のことを説明する(意思決定する)ためのツール」です。 ポートフォリオは、家族や支援者の助力を得ながら本人主体で作成していきます。実際にはpathという手法を使って、ご本人の夢(幸せの一番星)とそのそれを実現するための具体的な計画(キャリアファンタジー)を描くことから始めます。次に、その夢を実現するために必要な資料を、ご本人とそのご家族で作成していきます。幼少期から現在に至るまでのエピソードや、個に応じた合理的配慮の要請など、様々な表現方法でまとめていきます。中には紙芝居風に伝えたえるユニークなものまであります。写真や動画で伝えることで、より鮮明に自分のことを説明することができます。   過去から現在にかけて、長い時間ご本

TRYFULLの由来と使命

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昨今の厚生労働省データによると、障がい者の雇用率は民間企業・公的機関ともに上昇していると示されています。そういうと聞こえはいいのですが、障害者の法定雇用率の観点で海外と比較すると、海外の先進国が約5%程度に対して日本はまだ2.3%と大きく下回っている現状があります。まだまだ多くのチャレンジドが就労に挑戦できているとは言い難い状況です。 障がいの多様化の課題もあり、実際にハローワークなどに行っても、就労希望があっても、障がいの程度によっては「紹介する仕事がない」とはっきり言われることもあります。 就労の希望があるのに、就労に挑戦する機会すら与えられないのはおかしい。 だからTRYFULLという名前を付けることで、 「TRY(挑戦の機会)をFULL(いっぱい)」な環境を 準備したい 。 「すべてのチャレンジドとそのご家族に挑戦の機会と再挑戦の機会を! 」 私たちはそのような社会的使命を全うすべく努力を続けていきます。 それがTRYFULLの由来と使命です。

金子農園様とのライセンス検定の取り組みが取り上げられました!

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農福連携事例として掲載されました! TRYFULL において職業スキルの向上に向けた取り組みとして、金子農園様の全面的なご協力のもと行ってきた「職業実習」および「ライセンス検定」が、関東農政局(農林水産省)のウェブサイトにおいて「農福連携事例」として取り上げられました! 農福連携のページはこちら(「取組事例」の令和2年3月版) http://www.maff.go.jp/kanto/keiei/keiei/shougai/indxt.html 事例のページはこちら http://www.maff.go.jp/kanto/keiei/keiei/shougai/attach/pdf/indxt-12.pdf 本取り組みは、農業のプロである金子農園(神奈川県横浜市)の金子様との協働によって実現しました。 今後は、農家の方がライセンス検定を用いて、障がいのある方の能力を正しく把握したり、それに応じて給料が上がっていくような仕組みを提案していき、生産性と働きやすさの両方を追求していく農福連携の一助となればと思います。 ライセンス検定とは何か? TRYFULL は、自己理解を深め、意思決定力を高めて、自立した生活と就労のための訓練を重ねる場です。 その TRYFULL において、企業やその道の専門家と作る独自の認定資格であるライセンス検定は、段階的に目標を達成することで、職業スキルの習得だけでなく、発達障がいのある人の働く意欲につなげようというものです。 そして、 2020 年度からはこれらのライセンス検定を、中高生から勉強できるようなカリキュラムを実行します。 様々な職種に触れ、自分のキャリアを考える機会として、たすくのメンバーに活用していただければと思います。 そして農業はもちろん、その他のサービス業、製造業、事務サービス等についても現在、複数の企業様と協働して進めています。 たすくの専門領域である、詳細な作業の分析や切り出し、作業の環境設定やジグの作成などによって、ライセンス検定の作成と実習/就労環境の整備を行います。 お問い合わせはこちら 企業様、行政、学校、福祉関係の皆様など、ご興味のある方はお問い合わせください。 本取り組みに関するお問い合わせは、たすくグループウェ

働いてこそ、幸せになれる

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学生時代に生活介護しか実習をしたことがなかった知的障がいのあるASDのメンバーが、トライフルで約2年間勉強を続けた結果、企業就労に挑戦し、見事合格しました。 何か仕事をして「ありがとう」と言われて嬉しい。 そういう気持ちは、普段の現場でも常々感じることですが、障がいがどんなに重度の人も同じだと思います。 「ありがとう」をたくさん集めるために「仕事」に打ち込んで、「幸せ」を感じる。 まさに、「働いてこそ、幸せになれる」そういう価値観を、トライフルでは特に強く伝えてきました。 障がいを理由に生活介護しか紹介されずに、就労にチャレンジする機会すら与えられないなんておかしい。 だからこそ、「やりたい仕事に就かせてあげたい」や「挑戦の機会と再挑戦の機会を!」という言葉をスローガンに、私たちは保護者と協働しながらそういった理不尽と戦ってきました。これからまた苦しい局面があり、挫折することもあるかもしれません。その時はまた一緒にビバークして、また機が熟したら再チャレンジをする。そういったスタンスで全てのメンバーとその保護者と向き合っていきます。 日本理化学工業の大山泰弘氏はその著書の中で、 「施設で保護されていると、「ありがとう」と言うことはあっても、「ありがとう」と言われることはないかもしれない。施設にいるだけでは、人にほめられ、人の役に立ち、人から必要とされることは実感できない。だからこそ、彼女たちは工場にやってくるのだ」 と、「働く幸せ」について説いています。 また、ヤマト福祉財団の小倉昌男氏も、 「健常者と同じ立場で働き、暮らせる。それがノーマライゼーションの発想だ」 と説き、「福祉1万円からの脱却」を強く謳っています。 これらの先人達の言葉に、私は心の底から同感と敬意を表します。 今巷では、グループホームで生活するために、障害者基礎年金だけでは暮らせないというのは、自明の理となっています。どんなに障がいが重たくても、地域で自分らしく暮らしていくためには、「働い」て、「稼ぐ」ことが必須な社会になっています。 そういった社会情勢だからこそ、ノーマライゼーションを実現するチャンスです。 「働いてこそ、幸せになれる」

【やりたい仕事に就かせてあげたい】トライフルは、本人のやりたい気持ちを全力応援します!

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  「やりたい仕事に就かせてあげたい!!」  これがトライフルのスローガンです。どのメンバーに対しても、ご本人とそのご家族の希望を念入りに聞き取り、その方のご希望に応じた進路指導を進めます。 そのためのキーツールとして、トライフルでは障がいの程度を問わず、どのメンバーも必ず 「個別のポートフォリオ」 の作成を行います。ポートフォリオとは、一言で説明すると、「親や本人がつくり、自分のことを説明できるツール」のことです。    ポートフォリオの語源のPortaは,英語の「portable(ポータブル)=携帯用の」に通じます。また、ポートフォリオは ご本人の意思決定をアシストする重要なツール であり、その活用の仕方によって、ご本人の 挑戦する機会と再挑戦する機会を大きく増すこ とができると考えています。    このように、 就職活動に必要な自分の紹介資料であるポートフォリオの活用 をとおして意思決定するためには、併せて日頃から 日本語の勉強 も進める必要があります。なぜなら、パソコン上に動画や写真、そして様々な自分自身の事を紹介するようなツールを記録して行く時に、日本語、母国語の知識や技能も併せて必要となるからです。 つまり、「どうすれば相手に伝わるのか」、「どうすれば自分のことを理解してもらえるのか」ということを、トライフルでは、日本語教育を介して徹底的にトレーニングする ということです。言い換えると、 「自分の思考力」、「自分の中の自己理解」が、この活動を通して進んでいく ということです。その思考というプロセスを繰り返ししていくことによって、しっかりと彼らが自分のことを理解し、そして「我」というものを理解して、初めて「他者」を理解していくということです。    このようプロセスを経ながら、トライフルではご本人やそのご家族のやりたい気持ちを全力応援していきます!! だからこそ、今日も声を大にしてこう叫ぶのです。 「やりたい仕事に就かせてあげたい!!」 (文責:TRYFULL 大澤淳一) 挑戦の機会と再挑戦の機会を! !トライフル