働いている相手に話し掛けることって難しい

 トライフルは就労移行支援事業と生涯学習の場です。
 トライフルは,週1回ずつ,定期的に職場実習に通わせていただき,
評価改善を進めていく方法で生活スキル・職業準備スキル・職業スキルの習得を目指しています。

 今週も,メーカーズシャツ鎌倉(株)様の鎌倉本店(http://www.shirt.co.jp)で,ギフトリボン制作のお仕事をとおして実習を行いました。今回は,「検品をお願いするために接近行動が取れること」と,「伝えたい内容をコミュニケーションアプリ(http://apps.tasuc.com/communication/)を用いて構文を作って伝えること」を目標にしました。

目標の1つであった構文を作って伝えることはできましたが,
もう1つの“接近行動”については,課題が残りました。

・誰に報告に行けばいいか?
・どのタイミングでいくか?
・どのくらいの距離間が望ましいか?

 店舗実習ですので,スタッフ方達もお仕事をされています。それも複数です。
一緒にフロアにいますのでリボンを切ってくれたり,修正を手伝ってくれたりもします。
優しいスタッフの方々ばかりですが,
実習のたびにいつも同じ方がいるとは限らないし,必ず近くにいるわけでありません。
そして,接客中の場合もあるし,棚卸しの仕事の最中かもしれません。

接近できることも重要ですし,さまざまな状況を判断することが必要でした。
1つ達成して,3つ課題をもらってきました。
やっぱり現場って素晴らしい。
決してやらせではない,本人にとって本当に必要と感じたときの表出行動だから
体験的に学習することが出来ていると感じる瞬間がたくさんありました。





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