夏休みのことが気になっています

トライフルは,就労支援事業と生涯学習の場です。

高等部を卒業してきたメンバーにとっては,はじめての社会人としての夏です。
予測はしていましたが,やはり,夏休みのことが気になっています。

高校時代の夏休みは,7月下旬から8月下旬までの約40日。
社会人になると,それは,一気に短くなったり,シフト休暇になったりします。

メンバーは,今まで,しっかりとスケジュールやカレンダーを学んできました。
4月からのトライフルに進学し,見通しをもって,実習等にも参加しています。
それだけ見通せていても,やはり気になる「夏休み」。

私たちは,彼らと誠実に向き合ってやりとりをしていく中で,気づいたことがあります。
彼らが気になっていることは,夏休みが少なくなるというよりも,
「過去夏休みにやってきたことはどうするのか?」という見通しであることが分かります。

 ・親せきの○○ちゃんに会えるの?
 ・おばあちゃんと新幹線に乗られるの?
 ・○○博物館に行けるの?
 ・花火大会の後の焼肉屋は行けるの? 等々

長年かけて体験的に理解してきた,一人一人の夏の風物詩です。

学生時代,ご家族とは,40日くらいあった休みを,どうやって過ごすかを相談していました。
社会人になった今,限られたお休みの中で,どのような休暇を過ごさせてあげたらいいか?を考え,
一人一人の夏の過ごし方を考えました。

そして,今年は,仲間と一緒に,富士山ハイキングにもチャレンジします!!

さあ,2016年,初めての社会人としての夏が始まります。

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