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7月, 2016の投稿を表示しています

まずは理解が先

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トライフルは,就労支援事業と生涯学習の場です。 4月から, トライフルを拠点として,企業で職場実習を行っています。 実習に行うために,私たちは,企業の担当の方と協働し, 彼らに活躍してもらえる仕事の切り出しを行っています。 トライフル社内で,必要なトレーニングと個に応じた支援の検討を行い, 実習で職場体験をするサイクルを繰り返し行います。 そのとき,もっとも重視しているのが,一人一人の実行機能への配慮です。 例えば,砂糖を計量する場合には, ・どの種類の砂糖を,何gずつ,何セット計量するのか? ・どのように準備と計量作業をすると,効率的に作業できるのか? ・どうしたら他の作業チームの動きなどに影響されずに,専心できるか? ・計量した後に,目標数と合っているか確かめるか? 例えば,ギフトリボンの製作の場合には, ・どのような大きさや形のリボンを,何個作るのか?製品として認められる基準は? ・基準を満たす製品を作るための手順や段取りは何か? ・専心できる環境はどのようなものか? ・基準にあった製品になっているか等の検品を実行できるか? 一人一人に応じて,考えていこう。 「望ましい目標を想定する」 「目的を達成する合理的な手順を考える」 「他のものに気を取られずに,実行に専心する」 「その結果が最初の目標とどこまで一致しているかを検討する(確認する)」                                   (渡邊)

夏休みのことが気になっています

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トライフルは,就労支援事業と生涯学習の場です。 高等部を卒業してきたメンバーにとっては,はじめての社会人としての夏です。 予測はしていましたが,やはり,夏休みのことが気になっています。 高校時代の夏休みは,7月下旬から8月下旬までの約40日。 社会人になると,それは,一気に短くなったり,シフト休暇になったりします。 メンバーは,今まで,しっかりとスケジュールやカレンダーを学んできました。 4月からのトライフルに進学し,見通しをもって,実習等にも参加しています。 それだけ見通せていても,やはり気になる「夏休み」。 私たちは,彼らと誠実に向き合ってやりとりをしていく中で,気づいたことがあります。 彼らが気になっていることは,夏休みが少なくなるというよりも, 「過去夏休みにやってきたことはどうするのか?」という見通しであることが分かります。  ・親せきの○○ちゃんに会えるの?  ・おばあちゃんと新幹線に乗られるの?  ・○○博物館に行けるの?  ・花火大会の後の焼肉屋は行けるの? 等々 長年かけて体験的に理解してきた,一人一人の夏の風物詩です。 学生時代,ご家族とは,40日くらいあった休みを,どうやって過ごすかを相談していました。 社会人になった今,限られたお休みの中で,どのような休暇を過ごさせてあげたらいいか?を考え, 一人一人の夏の過ごし方を考えました。 そして,今年は,仲間と一緒に,富士山ハイキングにもチャレンジします!! さあ,2016年,初めての社会人としての夏が始まります。

パートナーの動きをよく見て,正確に作業を進める

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トライフルは,就労移行支援事業と生涯学習の場です。 4月からスタートしたメンバーは,通勤のリズムも整ってきて, 定期的な実習にも出掛けられるようになってきました。 やっぱり,現場で学ぶことがたくさんあります。 職場実習でも,生活場面でも,地域レジャーでも 一人一人が主体的に活動に参加するためには, 一人一人が状況をよく理解して,判断できることが大切だと感じています。 状況には,仕事の材料,指示内容,進捗状況,パートナーの動き・・・等々あります。 特に,理解するための工夫がとても重要だと感じている毎日です。 今日取り組んだ修正シールの貼り付け作業では, 一人より,二人で取り組んだ方が作業効率がよい仕事でした。 パートナーとの呼吸を合わせることが必要です。 そして,以下のような作業について, 状況をよく理解して,判断するように“間”を大事にしました。 ・貼り付けページを開く ・シールの枠組を正しく当てる ・本の傾きを適度に押さえる ・シールを貼り付ける ・シールを少しずつ押さえつける ・仕上げをする