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ICTをフル活用して,ASDのある方が力を発揮する

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 TRYFULLは,中学生・高校生・青年期のASDのメンバーの生涯学習の場です。  ASDなどの発達障がいのある子どもへの療育の要は,J☆sKepアプローチです。 それは,人や活動に対して注目したり,働きかけようとしたりする意欲である 「主体性」を軸とするものです。  私たちTRYFULLは、療育・支援で積極的にICTを活用しています。 ICTの活用する要点の1つには,「モチベーション」があります。 自分から課題解決にむけて取り組もうとしたとき, ICTが,本人の不器用さやイメージ力を補ってくれます。 例えば,  Aさんは,メガネ拭きや整髪などの身だしなみを整えるようにしています。 そのとき,目標と結果が一致している確かめるときに,正しくできたかどうか? 迷ってしまう時があります。自信がないと,消極的になってしまいます。 Aさんは,個人所有のタブレットに“確認表”を持つようにしました。 そうすることで,主体的に確かめることができるようになってきました。  また,Bさんは,文字を書くことに抵抗があります。 メモを取ったり,ワークシートを活用した振り返ったりする活動に対して, とても苦手意識を持ってしまうがあります。 そこで,Bさんには,手書き入力の予測変換機能を使い, スラスラとメモを書き留めていくことができます。 これで,自己評価(振り返り)の活動に前向きになりました。 一人一人に応じたツールを活用していくことで, 積極的に活動に参加しようとする姿が見られるようになります。 〈挑戦と再挑戦の機会を!〉

自分のことを説明する

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中高校生以上の青年が通ってくるトライフルでは、 日々たくさんのコミュニケーションの機会を作っています。 例えば、方法を確かめたいとき、途中で休憩しくなったときなど、 活動の中で必要になる発信です。 生理的な欲求に関することもありますが、 様々な活動参加をしているメンバーだからこそ、 ちょっとした不安や期待に関して聞きたいこともあるようです。 その他にも、学校や家庭などで体験したことを話したり、 質問に答えてくれたりする機会もあります。 私たちが、どの場面でも大切にしていることは、 「もっと相手に分かりやすい表現はないか、考えながら説明する」ことです。 もしかしたら、伝えたいことを正確に言うための 行動レパートリーが不足していることあります。 または、 正確に言うための 言語技術が未学習であるときもあります。 だから、QOLを高めていくように、伝えたい中身、伝えやすい方法を整理して、 一緒に学んだり、ツールを使えるようにしたりします。 豊かなやりとりができるように、 もう一度好きなこと・好きな話題・好きな活動などを振り返りたいと思います。 今日も1日、たくさんやりとりをして、言語で思考しましょう。 〈ずっと一緒だよ 〉たすく•トライフル

暮らしの基本を学ぶ

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 トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生~青年)の場です。  今日は,3.11。たすくには,福島・宮城出身が複数いるので,特別な思いです。 私たちが支援している方々の中には、漠然とした不安や現状を気にしている方がいるかもしれません。 将来「自立したい」「働きたい」と思っている方への支援をしていく中での目標は, 困難さがあるから支援を求めたり,トップダウンをして一人で実行できるようにすることの他に, 大人になったから(大人になるから)知っていくべき内容があります。 地域生活にむけた学習には、「暮らしの基本、安全、人間関係」など 様々な内容があります。 その一つに、地震や台風にそなえることがあります。 日本はどこに住んでいても、地震や台風にあう可能性があるので、 自然の災害に対する準備や困った時にどうするのかなどを考えたり、知っておいたりすると良いです。 例えば,「なぜ、非常食を用意するの?」「なぜ、 〜に避難するの?」 「なぜ、ドアを開けておくの?」などがあります。 だから、まずは社会的に正しいストーリーをまとめながら、 その地域や居住状況に応じて,個別に考えていきたい内容です。

年齢に応じて自立生活スキルを身につける

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 トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生~青年)の場です  大人にむけた支援をしていると、学齢期とは違った課題が見えてきます。 今、青年期支援をしている中で重視しているのは、自立生活スキルの習慣化です。 それは、実践の中で「大人になってから習慣化する」ことの難しさを感じているからです。  例えば、小さい頃の手洗い・うがい、コートをハンガーにかける等は、大人になってもルーティンでできます。一方、洋服の支度やひげそり•整髪、掃除などは、学生時代には家族から支援を受けて、まだできていません。 それでいいんです。少しずつ大人になっていくのだから、少しずつできるようにしていきたいですね。  それで、実際に支援をしていると、自分にあった方法や実行するタイミングの課題、そもそもの習慣化の課題などが顕在化してきます。これは、もしかしたら、高卒•大卒の新社会人にとっても同じことがいえるかもしれません。  トライフルでは、「何をすればいいか、どうして必要か、自分に合った方法は何か」を一人ひとりに応じてサポートをしたいと考えています。動機づけ、方法、状況を把握する力を、個々に応じて伸ばしていきます。

1つずつ自己目標を解決して自信をつける

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トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生~青年)の場です。  私たちは,毎週定期的に職場実習を行っています。 実習先の一社である鎌倉VeryVeryBerry様では,今週末の横浜ランドマークタワーでの バレンタイン催事 にむけて大忙しでした。  定期的に実習にいけることで,私たちやメンバーは,求められる業務遂行の中で まだ達成できない課題を発見することができます。 前回の実習では,材料を鍋に移すときのゴムベラの使い方が課題となりました。 宿題を持って帰ってきたメンバーは,次の実習に向けて練習です。  ・ゴムベラのどの部分を当てるのか?  ・ゴムベラをどのように動かすのか?  ・操作しにくいときはどうするのか?  ・ボールはどうやって操作するのか? 等々   教室では本物のベリーは使えなかったので,小麦粉を水で溶いてベリーに見立てました。 上記に対するコツをメモして,言葉に出して唱えながら,繰り返し練習です。 練習の結果,少し(考える)時間がかかってしまいますが,操作方法を覚えることできました。そして今回の実習場面では,練習の成果をいかし,うまく取り扱うことができた部分が多かったようです。 100点ではなかったですが,「自分ができるようになった」ことが,他者評価からも感じられ,また自分自身も体験的に理解できることで自信が深まったようです。 今週末は,ランドマークで販売も体験します。 メンバーには,製造に携わった商品が,お客様に届けられる場面を体験することで, また新しい何かを感じ取ってもらえると思います。

体調の変化を知ること

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 トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生〜青年)の場です。  今日は個人別学習の様子をご紹介します。 個別のカウンセリングの中で「自分の体調を知ること」を話し合うときがあります。 「どんなときに、”疲れる”と自覚しているか?」 「そのときは”どのような症状や状態”であるか?」 これらの質問をとおして、自分の意見や身近にいる大人の意見をきいて話し合うのです。 自覚されにくいこともありますので、 しっかりと行動観察をして記録に残すことも大切ですね。 今は、インフルエンザが流行っています。 もしかかってしまったら、回復した後でよいので、 初期症状やひどいときの症状など、振り返ってください。 また、どんな治療や栄養補給をしたのかも、確かめる機会にしたいです。 偏食があったり、食欲がなかったりするときの食事は、ひと工夫されているはずです。 自分の健康が崩れたときの症状を知っておくことは、 大崩れするまえに体調管理ができるポイントになります。 本人から要求ができるように、まずは今行っていることをまとめていきましょう。

不器用さと身体の疲れやすさ

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 トライフルは,就労支援事業と生涯学習(中学生〜青年)の場です。  今日のような寒い日が続くと,身体が縮こまって肩が凝りますね。 デスクワークや立ち仕事が続くと,どうしても首や背中も力が入ってしまいます。  そんなとき,私たちは,何気なくストレッチをしたり, マッサージに通ったりして, 疲れを残さないように身体を休めます。 どうして,適度に,そのような休憩・休息ができるのでしょう? それは,どのような姿勢になっているとか,どの部分が凝っているとか, 自分の身体の使い方のクセや, 疲れた時の症状を知っているからだと思います。 ポイントは,「身体の使い方」と「身体の休め方」を知ることです。  子ども達の場合は,どうでしょうか? 子ども達と一緒に生活をしていると, パソコンで入力や 板書をするときの 姿勢の崩れがあったり, 運動や作業のときに独特な身体の使い方があります。 青年期の職業実習を見ていると, テーブルの部分汚れを落とすときの雑巾の使い方や、 鍋を焦げ付かないようにヘラを鍋底にあてる混ぜ方、 商品を梱包するときの中間姿勢の取り方などで, 機能的な身体の使い方の困難さが目立っています 。 まずは,様々な活動における身体の使い方(不器用さ)をチェックしていきます。 そして,ボトムアップの視点で道具の操作の仕方や身体の使い方を教えたり, トップダウンの視点で手がかりや課題の優先順位を決めたりして取り組んでいきます。 不器用さがあるけど,本人は自分なりに工夫して取り組んでいます。 でも,それが疲れをためることになっているなら,支援していきたいです。