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2月, 2018の投稿を表示しています

地域生活をめざす青年期のアセスメント

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こんにちは、トライフルの神崎かおりです。 トライフルは、青年期の発達障害のある人たちの就労支援と生涯学習の場です。 先日,就労を目指す青年のアセスメントを実施しました。 ご本人の意向はもちろん、ご家族にもじっくりと話を伺い、 この先の5年、10年、20年を思い描きながら、現在の彼について理解するための一日です。 そして、生活スキル、職業準備スキル、職業スキルの3つの項目に関する課題に取り組みながら、 一日をとおしていかに主体的に課題解決と職務遂行できるかについて確認していきます。 その中で、彼は他者のモデルを参照する力が伸びてきていること、 ルーティンを生かすことによって安定したパフォーマンスを発揮できること、 視覚的な手がかりを使うことで指示理解や自分から発信する力が高まること、などが明らかになりました。 たくさんの強みがあります。 私たちは,ご家族と一緒に,その強みを捉え,関わる皆さんにお伝えし,地域生活にチャレンジしていきます。 失敗も沢山あるかもしれませんが、その時は本人と共に振り返って評価改善し、またトライするでしょう。 トライフルでは、企業実習にトライし、様々な経験の中で学びます。 彼も、その準備が整いました。いよいよです。 トライフルでは、2018年4月新入生および2019年4月新入生の実習の受け入れを行っています。 また、発達障害のある青年の職業体験や職場実習にご協力いただける企業様を募集しています。 ぜひ、お問い合わせください。 トライフル鎌倉 tryfull[a] tasuc.com  ([a]を@に変えてください)

チャレンジドノルディックウォークフェスタ2018kamakura

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チャレンジドノルディックウォークフェスタ2018kamakura大盛況で終えました。 総勢110名の参加でした^ ^Twinpoleの「チームNAOMI」のみなさま。東京都ノルディックウォーク連盟の方々。人力車えびすやの車夫さんから地域の方々まで。遠方は埼玉県や静岡県から多くの方々に参加いただき盛り上げていただいたこと、感謝致します。 障がいを理由に、郊外にある施設で集団生活を強いられることはおかしい。だから地域のど真ん中を歩く。私たちは今後も、様々な方々と協働しながら、より地域にローカライズされた活動に特化した展開を進めることで、ノーマライゼーション社会の実現を目指します。 「職業人よりも、まず市民としての役割を果たす」を合言葉に、今回のイベントについてたすくスタッフは全員、ボランティア参加でした。みんなでよりよい社会、よりよい地域をつくっていきたいです。 <ずっと一緒だよ!たすく>

発達障がいのある人の健康維持〜歯の健康を守る

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こんにちは、トライフルの神崎かおりです。 トライフルは、青年期の発達障害のある人たちの就労支援と生涯学習の場です。 就労には、職業スキルを支える、職業準備スキルと生活スキルの確立が欠かせません。 生活習慣(ルーティン)を確立し、健康な体で、清潔な身だしなみを維持することは、 仕事ができる/できない以前にとても重要なことです。 そこで,過日、「発達障害のある人のための歯の健康」にした学習会を企画しました。 神奈川歯科大学附属病院にて障害者歯科を担当していらっしゃる石井先生と、 歯科衛生士の横山先生と一緒に計画して臨みました。 歯磨きの方法や習慣、そして定期的な受診の大切さについて、 実技や事例を交えて,歯の健康について考える時間となりました。 トライフルでは、ご家庭と連携して記録をとったり、 本人が手帳に日記をつけたりすることから、適切な生活習慣を身につけることをトレーニングしています。 新たに食習慣(特に歯の健康に影響するのは糖類の摂取)について、 今後も、地域の医療、教育、福祉、ビジネスなどの各分野で活躍している方々と学び合うネットワークを構築したいと考えています。次回開催は2月17日(土)です。 発達臨床懇話会事務局・トライフル鎌倉(担当:神崎) 記録シートを作成して調査・分析をしています。 私もペットボトルのコーヒー牛乳を飲むことが多いので、改めて見直してみる良い機会になりそうです。 ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。 tryfull[a]tasuc.com ([a]を@に変えてください)