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特別支援学校高等部3年生の現場実習を行っています。

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5月末〜6月は,どの学校においても高等部3年生の職場実習が行われています。 たすくグループの療育教室に通っている学生も,様々な実習に参加しているところです。 そんな中,トライフルでも, 高等部3年生の前期実習 をお引き受けしております。 2週間という短い時間ではありますが,発達障がいの特性の理解と活用について, 学校へフィードバックすることができるように,日々過ごしております。 特に,自ら自己を管理する・調整する力や, 自ら何かを伝えようとする意欲と個に応じた形態を用いて表出する力の視点から 実習生の支援に対するトップダウンとボトムアップの提案をできるようにします。 また,この時期は,保護者のみなさんとの進路研修会も多くございます。 過日,私たちは, 知的障害特別支援学校高等部の進路学習会 にお招きいただきました。 進路支援部との合同企画として開催することにより,『18歳の進路』だけでなく, 『18歳以降の生涯学習』と『高校生で取り組んでおきたいこと』を考える研修会です。 トライフルにとっても,事業内容を見つめ直す機会をいただきました。 やりたい仕事に就かせてあげたい!! 子ども達の思いに応えられるように,前進します。

地域生活を実現するために移動する力を重視する

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TRYFULLは,生活スキル・職業準備スキル・職業スキルを重視する 就労移行支援事業と生涯学習の場です。 自立したい・働きたいと思っている方,そしてご本人を応援して, 自立させたい・働かせたいと思っているご家族が通ってきています。 TRYFULLは,生活スキルの中でも、自分で移動する力を重要視します。 様々な会社の採用の応募資格には,必ずといってほど, 「労働意欲のある方」や「自力通勤が可能な方」と明記されています。 昔からチャレンジしていたとしても, ASDの特徴や特性があって, 学生時代に十分なトレーニングが重ねられず, 18才までに間に合わなかった(仕上がらなかった)場合があります。 だから,まずは応募資格にも書かれている要件でもあり, 何よりも生活の質の向上にかかせない”移動する力”を習得してもらいたい。 最寄り駅から、ご自宅まで、歩いて移動するスキルを評価します。 チェックした後に、芽生えを探し、できない理由・困っている理由をを探って,指導計画を立てて取り組みます。